私はあなたに筋肉を太くする方法を伝えるのを待ちきれなかった。
おそらくだが、あなたは多忙だと思う。
だが、もしも筋肉を太くしたいがなかなか太くならないという事で悩んでいるのであれば
5分だけ時間を取ってこの記事を読んで欲しいのだ。
少し想像してみて欲しい。
来年の夏に砂浜で胸板が分厚くなって、腕が太くなったあなたに対して
周囲の人間が
「あいつの腕スゲー。」
「あの人筋肉ヤバッ。」
と言っているのを。
もしもあなたが
今までそのような状況になりたいと思っていたが肉体改造に失敗していた場合、
この記事はあなたの役に立てると思う。
この記事の目次
100回の腕立て伏せは意味がないのか?
おそらくだが、
多くの人がこのような疑問を持っているだろう。
もしくはあなたも同じような疑問を持っているかもしれない。
「俺は毎日腕立て伏せを100回やってるのに全然腕が太くならない。」
「腹筋を100回やってるのに腹筋が割れないんだ。」
会社のオフィスや建設現場や倉庫でよく聞く言葉だ。
先ほども言ったが、
もしかするとあなたも同じような疑問を持っているかもしれない。
だが、安心してほしい。
今回はあなたに筋肉を太くする方法をお伝えしていきたい。
2種類の筋肉
まず、筋肉には2種類の筋肉があるということをお伝えする。
それが速筋繊維と遅筋繊維だ。
簡単に言うと陸上の短距離選手の筋肉とマラソンランナーの筋肉を想像してもらえれば分かりやすいだろう。
速筋繊維が短距離選手の筋肉、遅筋繊維がマラソンランナーの筋肉、この2種類を想像する中でどんな特徴があるだろうか。
短距離選手の筋肉は太くて、マラソンランナーの筋肉は細い。
このようなイメージがあるのではないだろうか。
つまり、
マラソンランナーの筋肉はあれだけ長い距離を走っても太くならないのに対して
短距離選手の筋肉は短い距離を走っているのにあれだけ太いのである。
結論から言うと、
腕立て伏せを100回やろうとも筋肉は太くならないのだ。
なぜならば使っている筋肉は速筋繊維ではなく遅筋繊維だからである。
すなわち筋肉を太くしたいと思うのであれば速筋繊維を鍛えなければならない。
速筋繊維を鍛えるためには
ここでは速筋繊維を鍛える方法を
お伝えしていこうと思う。
速筋繊維を鍛えるためには回数ではなく重さとスピードが重要なのである。
重い物を持ち上げると同時に速く動かすことが重要なのだ。
すると筋肉は太くなる。
では、腕立て伏せを例に取るとどうなるであろうか。
もしも腕立て伏せを20回できるようになったら今度は速いスピードで20回やるのがいい。
その後はベンチプレスに切り替えて、重さと速さを増やしていくのが筋肉を太くするためのやり方である。
では、なぜ速さと重さが必要なのか。
それは地球には重力があり、その重力によって倍の速さで重りを持ち上げると倍の重さになるからだ。
スポーツカーのエンジン
ここで面白い例を出してみよう。
スポーツカーを想像してほしい。
フェラーリでもいい、ランボルギーニでもいい、GT-Rでもいい、コルベットでもカマロでもいい、
あなたが好きなスポーツカーを想像していただきたい。
スポーツカーのエンジンの大きさは普通の乗用車に比べてどうなっているだろうか。
そう、
あんなに軽くて小さいのにエンジンはかなり大きいのだ。
なぜならば速く走るためにはそれだけ大きいエンジンが必要だからである。
つまり人間の筋肉も速く動くためにはそれだけ太い筋肉が必要なのだ。
まとめ
最後にまとめると
筋肉を太くしたいのであれば速筋繊維をつけるのが重要である。
では速筋繊維をつけるためにはどうすればいいのか?
それは回数ではなく、より速く、より重い物を持ち上げるのが重要なのだ。
是非普段のワークアウトでも試してみて欲しい。
こんな記事も読まれています