腹筋をいくらやっても下腹が引き締まらないとお悩みの方へ。
もしかしたら、腹筋を鍛えるトレーニング方法を正しく行っていないため、どんなにやっても腹筋に圧がかからず、結果的に割れないのではないでしょうか?
起き上がる腹筋運動(シットアップ)をいくらやったとしても腹筋が割れることなく、 お腹ではなく腰が痛くなってしまったという話も聞きます。
果たして、シットアップをやることで腹筋を割ることができるのか?
腹筋を割るための大事な要素とそのために効果的なトレーニング方法をまとめてみました。
この記事の目次
どんなにハードなトレーニングを行っても腹筋が割れない理由
腹筋を割りたいと思って、頑張って鍛えていても思うように腹筋は割れません。
巷でも話題の起き上がり器具を使用した腹筋運動の情報が多く流れているため、 シットアップでお腹を割ることができるのではないかと勘違いしている方もいらっしゃいます。
腹筋を割るためにはどういった要素が必要か。 腹筋が割れない主な原因として、
- 1.腹筋が発達していない
- 2.脂肪がついている
- 3.腹圧がかかっていない
以上のことが考えられます。
1.腹筋が発達していない
腹筋が割れない理由として一番に考えられるのは、単純に腹筋が発達していないということです。
腹筋を鍛える正しいトレーニングを覚え、それを行うことで腹筋が鍛えられます。
腹筋を鍛える腹筋運動で有効なのはクランチと呼ばれる方法です。
2.脂肪がついてしまっている
単純にお腹まわりに脂肪がついてしまっているため、割れた腹筋が顔を出しません。
同様ですが、どんなに腹筋を鍛えていたとしても、その周りに脂肪がついていては腹筋は割れません。
腹筋を鍛え、お腹まわりの脂肪も減ってくると腹筋が割れ出すのです。
3.腹圧がかかっていない
腹筋を鍛え、脂肪も減ってくれば腹筋は割れてきますが、 体重バランスが悪いと腹圧がかからず割れない可能性があります。
体重バランスが、つま先重心で綺麗な姿勢であれば、しっかりと腹圧がかかってくるため次第に腹筋が割れていきます。
しかし、体重バランスが悪く腹圧がかかっていない状態では、どんなに頑張っても腹筋は割れません。
腹筋をつけるための効果的な腹筋運動
シットアップは全くの無意味?!
腹筋をつけようと思ったとして、シットアップという腹筋運動を繰り返し行うことはナンセンスです。
理由としては、腹筋に負荷がかかっていないからです。
起き上がる腹筋運動は、お腹にダメージを与えているのではなく、 腸腰筋という腰から足の内側に走っている筋肉を使うため、そこが鍛えられやり過ぎると腰痛になります。
過去に腹筋をやっていて腰を痛めたという話を聞いたことないでしょうか?
これはまさに、腸腰筋に負担がかかりすぎて結果的に腰を痛めてしまうということなのです。
腹筋を割るための腹筋運動
腹筋が鍛えられる状態は、腹筋の収縮運動が大事です。
これが一番鍛えられる状態は、クランチという腹筋運動です。
この伸び縮みの変化が一番腹筋に負荷がかかっている状態です。
息を大きく吸い、お腹を伸ばしている状態が、一番腹筋が伸びている状態と言えます。
そこから急に腹筋を縮めて上げればいいのですが、 イメージしやすいのは、お腹をおもいっきり殴られて、お腹を抑えながら固まるような状態です。
この時、腹筋はいつも以上に縮んだ状態になります。
この腹筋の伸び縮みが一番鍛えられます。
例えば、ボクサーのトレーニング方法で腹にボールを落とすというのも効果的ですね。
落とした瞬間に反射的にお腹の筋肉が収縮するため、繰り返し行うことでいいトレーニングになります。
ただ、ボールを落とすようなトレーニングや殴られるようなトレーニングは一人では難しいのでクランチがおすすめです。
クランチの正しいやり方
クランチと呼ばれる身体を丸める腹筋運動を行っていくことが最短で腹筋を割る方法です。
低めの椅子やベンチの様な場所に足をかけ、身体を丸めるように腹筋運動を行っていくトレーニング方法です。
背中は床につけ、痛い場合は毛布やマットなどを利用するといいでしょう。
息をゆっくり吐きながら、お腹を中心に身体を丸め 自分のへそを見るような姿勢にもっていきます。
重要なのが身体を丸めるような感覚です。 限界まで曲げたら、息を吐き切って姿勢をキープします。
そして、丸まった身体を時間をかけゆっくり戻していくことが重要です。
クランチトレーニングを繰り返し行うことで割れる腹筋ができます。
まとめ
いくら腹筋を行っても腹筋が割れないのは、 「腹筋がついていない」 「脂肪がついている」 「体重バランスが悪く腹圧がかかっていない」 この3つの理由が考えられます。
この3要素が噛みあうことによって、結果的に腹筋が割れるようになります。
幾らワークアウトしても同時にダイエットを行わないと腹筋は割れませんのでトレーニング方法を意識してください。
起き上がる腹筋運動(シットアップ)は、実際に腹筋にチカラがかかっていないため、 腹筋を割るためのトレーニングとしては効果が薄いです。
鍛えられる筋肉も腸腰筋という腰から足の内側にかけての筋肉で、 やり過ぎると腰痛になってしまう可能性があるので気をつけてください。
それより、身体を丸めるクランチというトレーニング方法のほうが腹筋は鍛えられます。
腹筋を使った正しいトレーニング方法を行い、最短で綺麗に割れた腹筋を手に入れてください。
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