あなたは、筋トレをする時に体重バランスを意識して居ますか?
『もちろん!意識していますよ!』
『いいえ、意識して居ませんでした!』
なぜ、こんな質問をするのかと言うと…
実は、体重バランスのかけ方一つで、せっかく行うワークアウトの効果が変わってしまうのです。
ならば、正しい体重バランスで効率アップを図りながら筋トレを行いたいと思いませんか?
ここでは肩幅を大きく、三角筋を鍛え上げて視線を釘づけにする、ワークアウト時の正しい体重バランスのかけ方を、あなたに解りやすく解説して行きます。
この記事の目次
三角筋の部位と働き
三角筋は腕の一番上の大きい筋肉で、肩の関節を大きく覆うような逆三角形の筋肉です。腕を前後、横方向に持ち上げる時に働きます。
前に動かす時には前面、横方向に動かす時には側面、後ろに動かす時には後ろ側の三角筋が使われます。
それゆえに、1つの筋肉でありながら前、後、横とでは役割が違うため、使われた部位によって筋肉痛などの筋肉疲労が前後別々に出ることがあるのです。
三角筋を大きく鍛えると肩が大きく、肩幅も広くたくましいシルエットになるので、さり気なく、力強い男らしさをアピールするのにはとても効果的です!
しかし日本人の体型による特徴から、三角筋を鍛えるつもりでワークアウトを行っているにもかかわらず、肩や肩甲骨周りの筋肉が鍛えられて、なで肩のゴリラのような体型になってしまった!
このような悩みの相談を受けることもしばしば起こってきます。
外国人の俳優やアスリートのように、洗練され、見た目にも美しいボディを手に入れることは我々日本人には難しいのだろうか?そんな疑問が浮かんできてしまいますね。
ゴリラ体型と肩こりと僧帽筋の関係
『ゴリラ?』
『肩こり?』
『僧帽筋??』
『何? 何?』という感じでしょうか。
ここで僧帽筋の部位を確認してみましょう。
上の図を見ておわかりのように、僧帽筋は肩と肩甲骨を覆うように首筋から背中の上方の大きな筋肉です。
肩こりを感じている方は
『あぁ!いつも張っていて気になっているところだ!』
と感じたと思います。
そうなのです。
肩こりや肩甲骨の周辺の筋肉疲労を感じている方は【僧帽筋の疲労】が原因だったりするのです。
そしてこの僧帽筋が大きく発達することによって、背中は丸く、首と肩筋肉の間にもっこりと盛り上がったゴリラのような体型を作り上げてしまうのです。
『イヤイヤ、鍛えているのは三角筋で、三角筋にアプローチを意識して筋トレを行っているはずだけれど・・・』
そんな声が聞こえて来たような気がするのは私だけでしょうか?
なぜ三角筋を意識してワークアウトを行っているにもかかわらず、僧帽筋が鍛えられてしまうのでしょうか?
原因は日本人特有の体重バランスにあるのです。
体重バランスを意識する!
ここで言う【体重バランス】は毎日の習慣になっている【姿勢】とワークアウト時においての【体勢】に分けて解説していきます。
体重バランスを意識した姿勢
以前、欧米人には肩こりを感じる人が極めて少なかったと言われています。
それに対して、日本人は昔から肩こりの人が多く、日本人の日頃の姿勢が圧倒的に【猫背】が多いことに起因していると考えられます。
近代のパソコン、インターネットの普及により、本来肩こりが少なかった欧米人の間にも肩こりを感じている人が急増しています。
現代社会において必要不可欠となったパソコンですが、パソコンの普及により、ますます肩こりも眼精疲労も増え続けていくことでしょう。
予防対策として考えられることは、1つには姿勢を整え【猫背】にならない工夫をすることが大事です。
背筋を伸ばし、肩が前方の入り込まない姿勢を日頃から意識的にキープすることが習慣化させることで、肩こりはかなりの確率で改善されます。
体重バランスを意識した体勢
ワークアウトとは、ある部分を意識的に鍛える筋トレで、今回ここではたくましい上腕部の三角筋を意識的に鍛え、力強く男らしいシルエットを手に入れることが目的になります。
そのためにはワークアウトの時に体重バランスの意識は効率を上げ、時間の無駄をはぶく最適な手段となります。
どこの筋肉を鍛えるためのワークアウトなのか?他の筋肉は働かないように体制を整えて行うことが重要です。
肩や肩甲骨周りの僧帽筋を縮めること!
三角筋を鍛える時の注意点として気をつけて欲しいこと!それは僧帽筋を縮めることです。
日頃、猫背の姿勢で過ごしていることが多い『あなた!』
猫背になっていると言うことは、僧帽筋が伸びている状態です!
筋肉は伸びたり縮んだりする時の負荷が掛かる状態で鍛えられていくのです。
僧帽筋が伸びている状態でのワークアウトは、三角筋だけでなく僧帽筋にも負荷は掛かってきます。
三角筋に比べて広範囲にわたる僧帽筋の方が負荷を吸収しやすく発達しやすくなります。
一生懸命に三角筋を鍛えているつもりが、僧帽筋の肩周りの筋肉が発達してしまうためになで肩のゴリラ体型になってしまう!と言うことが起きてくるのです。
まとめ
ここまでの長い文章を読んで頂きましたが答えは意外と簡単です!
ワークアウトの時には常に体重バランスを意識する!
効率よく三角筋の鍛える体重バランスの体勢は、僧帽筋を縮め固定することで、三角筋だけに効くワークアウトになり、ハリウッド俳優やトップアスリートのような魅力的なボディを手に入れることが可能です!
多くの女性が魅力的に感じると言う上腕の筋肉の三角筋!簡単で即実行が出来、沢山の女性の視線を惹きつけることでしょう!
おまけ
ダンベルを使用した様々なワークアウトの方法が有ります。ぜひ参考にしてください。
※ ショルダープレス・・・
三角筋の肩の付け根を鍛える。
※ フロントレイズ・・・
三角筋の前腕部を鍛える。
※ アップライトロウ・・・
三角筋の前腕、側腕部を鍛える。
※ りアレイズ・・・
三角筋の後腕部を鍛える。
※ サイドレイズ・・・
三角筋の中部に効き、肩の厚みや肩幅を鍛える
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