あなたは、会社に通うとき満員の電車にストレスを感じながら、乗った覚えはありませんか?会社の上司や同僚との人間関係でストレスを感じたことがありませんか?単に業務がきつくて、心身にストレスが溜まった状態になっていませんか?
ストレスが溜まった状態でいると、免疫能力は低下して病気になりやすくなるし、やる気も低下して、よい結果を残せない原因になります。そんな状況のときは、ストレスを発散するに限ります。では、どのようなことをしたらストレスが発散できると思いますか?
この記事の目次
ストレスを解消する三つの方法
ストレスを解消するのに良いとされていることは、大きく分けて三つあります。
1つ目は、有酸素運動 (ジョギング ウォーキング ダンス)
2つ目は、休息 (寝る 映画を見る 読書 音楽)
3つ目は、ウエイトトレーニング (筋トレ)
この三つの方法はどれを試しても、「スッキリした」「ストレスが解消された」と感じたことがありませんか?私も、作業に疲れて音楽を聴いたりすると、スッキリして疲れが取れた感覚になることがあります。
どの方法でもストレスは軽くなりますが、実はこの三つの方法の中で、最もストレスが解消される方法があります。
その方法とは、一体どれだと思いますか?
休息や有酸素運動ではストレスは解消しない?
ウエイトトレーニング、休息・趣味、有酸素運動を比べてみると、ストレスを解消するのに最適な方法が、ウエイトトレーニングなのです。
ウエイトトレーニング > 有酸素運動 休息
ウエイトトレーニングはストレスを回復させる作用が、有酸素運動や休息よりもあります。では何故、ウエイトトレーニングのストレス回復させる作用は、有酸素運動や休息よりも強いのでしょうか?
休息は心身をだまして、ストレスを軽くさせている
休息、よく休むことはストレスが軽くなります。会社のノルマの達成や同僚・上司との人間関係でストレスが強くなることがあります。
そんな時、休日をとって寝転がったり、食事に行く、映画を見る、趣味に没頭すると、ストレスが軽くなった経験をしたことがあると思います。
なぜ休息するとストレスが減るのでしょうか?
休息してストレスが減るのは、休息することにより、心理的・肉体的に忙しい会社を忘れることで、気分が紛れるからです。長時間、車を運転していて疲れたときに音楽を聞いて、疲れが軽くなった経験はありませんか?実は音楽を聞いて疲れが軽くなったのは、気分転換ができたと脳が勘違いして一時的に疲労感が軽くなるだけなのです。
実は長時間運転した疲れはしっかりと体に残っています。なので、いくら休息しても、また仕事に戻ると急激にストレスは戻ってきます。
有酸素運動はその場しか効果がない
ジョギングをしたあと、軽い疲労感と共に、爽快感を味わうことあがります。有酸素運動はストレスを回復させる力があるからです。有酸素運動を行うと血流も改善して、血の巡りもよくなりますし、筋肉を軽度に使うので代謝が上がり、ホルモンが体から分泌されます。
しかし、有酸素運動はきっちりとした効果を出すためにはそれなりの時間をかけなければいけません。
10分の有酸素運動を2セットから6セットは運動をしなくてはならず、一週間に3回から4回は有酸素運動をしなくてはいけません。
有酸素運動は運動が終わった時点で、効果が明らかに減少します。
会社に勤めている方で、一週間のうちに三回から四回も一時間ぐらいの時間をとって運動できない方は結構多いです。それに、運動を止めた時点で効果もそこで終わってしまいます。
有酸素運動は、心肺機能を高めるには非常によいトレーニング方法なのですが、ストレスを軽くするには時間もかかりすぎるし、効果の持続性が短いのが難点になります。
ウエイトトレーニングを行うとストレスに強くなる三つの理由とは?
休息や有酸素運動はストレスを回復させるのに一長一短があることを理解されたと思います。
では、ウエイトトレーニングを行うことで、なぜストレスに強くなるのでしょうか?その理由は主に三つ挙げられます。
① ウエイトトレーニングはホルモンの分泌が盛んになる
筋肉を限界まで追い込むことになるので、有酸素運動よりもホルモンの分泌が盛んになります。筋肉の活動と共に、アドレナリン、性ホルモン(テストステロン等)、ドーパミン、成長ホルモン、などが大量に放出されます。
これらのホルモンはやる気を増大させてストレスを軽くする作用があります。
② ウエイトトレーニングを行うと筋肉は超回復する
正しいウエイトトレーニングを行うとき、筋力の限界まで筋肉を使うことになるので、筋肉はダメージを受けます。ウエイトトレーニングによってダメージを受けた筋肉は、ダメージを受けたままでは体にとって不都合なので、体は筋肉を修復しようと努力し始めます。
ウエイトトレーニングによってダメージを受けた筋肉が修復される時間は48時間から72時間かかります。48時間から72時間のあいだ、筋肉は前回のウエイトトレーニングの時に、受けたダメージを繰り返し受けないように、自分自身を守るために、今までの筋力の限界を上回るような回復をします。
その現象を、超回復と呼びます。(超回復には諸説あります)
超回復するまでの時間は48時間から72時間です。つまり、この時間の間は体の新陳代謝が活発化しているわけです。新陳代謝が活発になっている時期は、精神的にも肉体的にも、ストレスに対抗しやすい状態になっているので、ストレスを受けにくくなるわけです。
③ ストレスに対抗するにはストレスを与える?
ストレスの特徴として、大きなストレスは小さななストレスを打ち消してしまうことがあります。
例えば、映画を見ることが趣味でストレスを感じなくても、何十時間も動くことなく映画を見続けるのはストレスとなります。映画を見続けることでストレスが溜まったとき、大きな地震が起こったらどうでしょうか?きっと映画を見続けていたストレスは簡単に吹き飛んでしまうはずです。
元々持っていたストレスに新たな強いストレスが加わると、元々持っていたストレスは新しいストレスに取って代わるのです。
よくないことでストレスで心身が疲労しているときは、新たなストレス、ウエイトトレーニングなどを行うことで、よくないストレスを打ち消すことができるのです。
短時間でストレスを解消するウエイトトレーニング
ここまで、ウエイトトレーニングはストレスを解消するのに非常に良い効果があることを説明してきましたが、では、どれくらいの練習量をこなせばストレスを解消できるのでしょうか?
答えは、タイトルにあるように、わずか、週二回、五分の訓練でストレス解消になります。
ウエイトトレーニングで筋肉を追い込む時間は5分もあれば十分です。そして、筋肉をウエイトトレーニングで酷使したことにより、ダメージを受けた筋肉は48時間から72時間、日数にして二日から三日は、新陳代謝が活発化します。
新陳代謝が活発化している時期はストレスに強くなるので、ウエイトトレーニング後、二日から三日が経過した後に、再び短時間でウエイトトレーニングを行うと、ほぼ一週間の間、ストレスに強い心身が保てるようになります。
世の中はストレスが多く、ストレスから重大疾患や精神病になる方も多い時代です。
なので、普段から週に二回5分という短時間でよいので、ストレス解消にウエイトトレーニングを取り入れる生活スタイルを実践してみてはいかがでしょうか?
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