スタイルを良くしたいならウエイトトレーニング
痩せたい!スタイルを良くしたい!
そのためにトレーニングしているはずなのに、間違った知識で反対方向に向かっている人が多い。
この残念な状況を改めよう!
この記事の目次
【1】有酸素運動だけでは痩せない
痩せる目的でジムに通っているのに、有酸素運動だけをやって帰る人が多い。
ウエイトトレーニングは筋肉が付くからやらないと決めているらしいが、これはトンデモナイ勘違いだ。
実は、有酸素運動だけをやると肥りやすい体質になる。
有酸素運動は12分以上やらないと効果がないと言われているので、ジムで1時間以上がんばっている人が多い。これを続けるとどうなるか…。
そもそも、ある運動を続けると、体はその運動に適した体になっていく。
野球をやっていれば野球に適した体、水泳をやっていれば水泳に適した体になるように、環境に合わせて変化する。
では、有酸素運動を長時間やっているとどうなるか。
もちろん、有酸素運動を長時間やりやすい体になっていく。つまり、燃費がいい軽自動車みたいに、少ないエネルギーで長時間走れる体になる。
ということは、長時間走ってもカロリーを使わない体、カロリーを消費しにくい体になるので、肥りやすくなってしまう。
【2】筋肉は若さ
筋肉が大きくなることを嫌う日本人が多いのは、ウエイトトレーニングで付いてほしくない部位に筋肉が付いてしまい、スタイルが悪くなるせいだろう。
日本人は体重バランスが悪い傾向にあるので、その点に気をつけてトレーニングしないと、足首・膝の前・お尻の下・肩の横・脇腹などの付いてほしくないところに筋肉が付いてしまう。
トレーニングすればするほど、なで肩・ズン胴になって、お尻が垂れて、膝と足首が太くなる・・・。これでは、筋肉を付けることに消極的になっても仕方がない。
でも、筋肉を付けないでいるとどうなるか。
そもそも、体の若々しさは筋肉が作っている。それは、代謝を良くするといった体内のことだけではなく、見た目からも言えることだ。筋肉を使わずに有酸素運動だけすると肥りやすくなり、さらに筋肉が落ちて体に張りがなくなり老人体型に近づいてくる・・・。
筋肉を付けずにいることは、老化現象を先取りしているのと同じことだ。
【3】筋肉で脂肪が燃える
有酸素運動はその場で動いたカロリーしか消費しないが、ウエイトトレーニングだと42時間から78時間は筋肉を回復させるためにずっとカロリーを消費し続ける。
さらに、筋肉が大きくなることで基礎代謝が上がるので、少し動くだけでカロリーの消費量が増える。
だから、肥りにくくなる。
ダイエットでリバウンドばかりしている人は、有酸素運動しかしていないから、どんどん筋肉が小さくなり、どんどん老化現象が起きてくる。これでは、スタイルも良くなりようがない。
痩せるためには脂肪を燃やすアクションが必要だが、脂肪を燃やすには筋肉が要る。
スタイルを良くするために有酸素運動とウエイトトレーニングのどちらか一方を選ぶ場合は、ウエイトトレーニングを選んでほしい。
【4】間違いを正そう
残念ながら、ジムで有酸素運動だけをやっていて、スタイルが良くなった人を見たことがない。
有酸素運動の目的が根性を鍛えることや暇潰しなら個人の自由だし問題はないが、スタイルを良くしたいなら有酸素運動を一度止めてみよう。
有酸素運動を1時間やる代わりにウエイトトレーニングを15分程度やって食事制限をすれば、目的は十分達成できる。
筋肉やトレーニングの仕組みを理解すればわかることなのに、間違った知識で「痩せるには体を動かせばいい!」とばかりに有酸素運動をしても、痩せるわけがない。
「努力は裏切らない」と言うが、それは努力の方向が正しい場合に限り有効だ。
トレーニングをするなら、結果を残して欲しい。
<まとめ>
スタイルを良くしたいなら、まずはカッコイイ筋肉を付けることに注力しよう。
正しい体重バランスでウエイトトレーニングをすれば、筋肉が付いて脂肪を燃焼させやすい体に変えていく。
正しいトレーニングで、体が変わっていくのを実感してほしい。
有酸素運動だけではスタイルは良くならない。
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