昨日、イタリアンレストランでランチをしている時に、隣のテーブルのOLさん達がこんな会話をしていました。
「毎日1時間ウォーキングをしているのにぜんぜん痩せないの~」
「もっと息が切れるくらい頑張らないと脂肪は燃えないんじゃないの?」
もしかしたら、あなたも痩せるために有酸素運動をしているお一人ですか?
あなたは、理想のスタイルに近付いていますか?
もし、先ほどのOLさんのように「ぜんぜん痩せない!」と感じているのでしたら、まず有酸素運動に関する正しい知識を取り入れる必要があるかもしれません。
この記事の目次
有酸素運動をしてもダイエット効果がなくなる3つの原因
有酸素運動をしているのにダイエットとしての効果が現われない主な原因は3つあります。
では、1つずつ見ていきましょう。
原因1:脂肪が付きやすくなる
「有酸素運動をしているのに、脂肪が付きやすくなるってどういうこと?」と思われたもしれません。
実は、有酸素運動の多くは、筋肉を少ししか使いません。でも、長時間、身体を動かし続けるのでカロリーは消費します。
この時、私たちの脳は「最近カロリーを消費する運動が増えたので、それに備えて常に脂肪を蓄えておこう」と考えます。
そして同時に「筋肉はそれほど使わないから小さくしちゃって消費カロリーを減らそう」とも考えます。
ということは、有酸素運動を続ければ続けるほど、脂肪が付きやすい身体になってしまうということですね。
原因2:低燃費の身体になる
筋肉が小さくなった身体は代謝が落ちます。 自動車に例えると「燃費の良いエンジン」になってしまうということですね。
車は低燃費の方が嬉しいですが、ダイエットしたい人にとって脂肪が燃えにくい低燃費は喜ばしいことではありません。
有酸素運動中だけでなく、普段の生活でも代謝が悪くなりますので、以前と変わらない食事を続けていれば太ってしまいます。
原因3:身体が弛み老けて見える
有酸素運動によって筋肉が小さくなると、身体がどんどん弛み、動きも鈍くなっていきます。
体重は落ちるかもしれませんが、実際の年齢よりも老けて見られるようになってしまいます。
ダイエットして美しくなりたい、いつまでも健康的でいたいと思って運動しているのに逆効果なんですね。
絶対にしてはいけない最悪な有酸素運動とは?
「脂肪を燃焼させるためには、スピードを上げて運動した方が良いのでは?」と考えてしまう人も多くいます。
最悪なのは、心拍数が上がり過ぎてハーハー息切れしてしまうような有酸素運動です。
息切れするほどの運動を続けると脂肪の燃焼が追い付かなくなり、身体は筋肉の中のグリコーゲンをエネルギーとして使い始めます。
これは、脂肪燃焼の効果がないだけでなく、筋肉を破壊しながら運動している状態ということになります。
脂肪を燃焼させたいなら心拍数を意識し、軽く息が上がる程度で抑えましょう。
有酸素運動でダイエットしたいなら
有酸素運動でダイエットするためのコツは、ウェイトトレーニングを並行して行なうことです。
ウォーキングとウェイトトレーニングを組み合わせた運動をすれば効果的にダイエットができます。
ウェイトトレーニングは短時間で行うのがコツです。 ガッと集中してテンションを上げ、アドレナリンが出るように限界を超えるワークアウトが理想です。
時間がなく並行してできないのでしたら、有酸素運動はやらずにウェイトトレーニングだけを短時間で行ないましょう。
まとめ
有酸素運動だけ、もしくは有酸素運動と食事制限だけでダイエットするのは危険です。
なぜなら、脂肪がつきやすい身体になったり、低燃費の脂肪が燃えにくい身体になったり、筋肉が落ちて老けた身体になってしまうからです。
有酸素運動でのダイエットを効果的に行なうには、ウェイトトレーニングと組み合わせることです。
短時間のウェイトトレーニングを行ない、適度に有酸素運動を取り入れる。
これで、シャープな筋肉質で若々しい身体をキープできます。
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