この【質問対談】のコーナーでは、< 北島 >達也のYoutubeやメルマガの読者から寄せられた“具体的”“基本的”“素朴な”質問に、対談形式で答えていきます!
この記事の目次
炭水化物に摂取の目安はあるか?
<聞き手> 『増量期に炭水化物は1日どれくらい摂取したらいいのでしょうか?』という質問が届いています。
< 北島 > 炭水化物の量は、バルクアップ時期に無理に増やすわけではないんですよ。
増量する時期とダイエットの時期を分けた方がより効率的に体が変わっていくので、分けた方がいいと思うんですけど、増量する時期といっても太っては意味がないので、多少のオーバーカロリーぐらいにした方が育ちやすいということです。
無理して炭水化物をいっぱい摂るのではなく、ちょっとずつ体が甘くなるぐらいの量を摂るんです。
<聞き手> ちょっとずつですか?
< 北島 > はい、増量時はデブになるのではなく、「ちょっと食べ過ぎ」ぐらいを狙っていますが、それは人によってだいぶ違いますからね。
ちょっと食べたらすぐに太ってしまう人もいますが、そういう人はオフでもほとんど炭水化物の量は摂れないですね。
オンでもオフでも、とにかくタンパク質の量をたくさん摂らないといけないので、「プラスアルファでちょっと炭水化物を入れる。
そうすると、だんだん体が甘くなってきて、発達もすごくいい」というぐらいが丁度いいですね。
「腹筋が見えなくなってきたらダイエット」を繰り返した方がいいので、オフになったからといってガンガン炭水化物を食べるということではないんですよね。
よく、アメリカ人のボディビルダーの記事を見ると、「炭水化物はとにかくガンガン食え」とか、「オフの時は食わなきゃ大きくならない」と書いてあるんですが、アメリカ人の感覚の炭水化物の量は、多いと言っても大したことないですからね。
日本には美味しいトラップがある
< 北島 > アメリカは日本と違って、炭水化物を美味しく食べられる国ではないんです。
日本人はラーメンや丼ものなどの炭水化物を美味しく食べる天才ですし、日本には嫌というほど美味しい炭水化物があるので、「炭水化物をたくさん摂るのが苦痛」と言う人はそんなにいませんよね。
でも、アメリカ人は「炭水化物を摂るのも仕事」みたいに考えているので、「これだけ食べたから、これだけデカくなった」とアピールするんですけど、僕たちからみたら大した量じゃないんですよね。
体重が100kg超えたような体の人が、丼飯一杯で「俺は頑張って食ったぜ!」みたいな感じになっていますから。
ですから、それを鵜呑みにして、いっぱい炭水化物を食べようとして丼飯三杯とかやると、ただのデブになってしまいます。
ちょっとずつ体重が増えてもいい程度の食事をして、結果として成長を妨げないようにしてあげるということですね。
オンでもオフでもタンパク質がとにかく大事ですので、身体を大きくしようとしたら、タンパク質を常に多く摂ることだけを考えていた方がいいですね。
<聞き手>:やっぱりタンパク質ですね!
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