この【質問対談】のコーナーでは、北島達也のYoutubeやメルマガの読者から寄せられた“具体的”“基本的”“素朴な”質問に、対談形式で答えていきます!
この記事の目次
ベンチプレスはどこでやる?
<聞き手> 初心者からも中級者からも、ベンチプレスの質問が多いですね。
では、まず初心者の方から、『私は筋トレ初心者です。
ベンチプレスをしたことがないのですが、ジムに行かないと出来ないのでしょうか?』という根本的な質問をいただいています。
< 北島 > ベンチプレスを買えば、ジムに行かないと出来ないということではないですよ。
ただし、ベンチプレスを家でやる時はセーフティーバーが必要です。
これは腕が上がらなくなった時にサポートできるバーで、一人でやる場合は必ず購入してください。
腕が上がらなくなっても安全な環境を整えれば、通信販売などで安いベンチプレスが売っていますので、絶対にジムに行かないとベンチプレスが出来ないということはありません。
その辺りは個人の環境に応じてやってください。
ジムが遠くて、家にベンチプレスを置けるスペースがあれば買った方がいいですし、近くに市民体育館などがあって安く利用出来るのであれば、そちらに行ったほうがいいでしょう。
ジムに行かないと出来ないということではないので、臨機応変に対応してください。
ただ安全面の確保は必要なので、セーフティーバーだけは同時購入した方がいいですね。
大胸筋をデザインする
<聞き手> 次はトレーニングを積んでいる方からです。
『大胸筋の下部だけ過剰発達して困っています。フラットベンチでは上部は鍛えられるのでしょうか?』という質問です。
ちょっと行き詰っているようですね。
< 北島 > 大胸筋の下部が過剰発達してしまうのはブリッジのしすぎが考えられます。
バーベルとの距離を狭めようとして、ブリッジをしてしまう人が多いんです。
極端にブリッジすると、下の方ばかりが発達して、胸が垂れたようになってしまいます。
ですから、背骨のラインがきれいに出るくらいのブリッジを効かせるといいですね。
あと、脇を締めてブリッジをすると、下の方にだけ効いて胸が垂れ下がってしまうので、脇を開いてやることですね。
バーを下ろす位置が高ければ高いほど上の方に効くので、ちょっと胸が垂れているように思ったら、高い位置に落とすように脇を上げることが大事ですね。
<聞き手> 下ろす位置を通常よりちょっと高く意識する?
< 北島 > そうですね。そこで調整すると、フラットベンチだけでも十分に上の方は鍛えられます。
インクラインベンチという種目もありますが、設備がない場合もありますから、フラットベンチで試してみてください。
下だけが過剰発達ということは、恐らくブリッジ効かせ過ぎていると思いますよ。
あまりブリッジを効かせずに肘を高く上げて、バーの位置を高く上げる。それで、フラットベンチでも上部に十分効かせることが出来ますから。
<聞き手> ちょっと姿勢を変えるということですね。
< 北島 > フォームを変えることで効くところが結構変わりますからね。
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