【ワークアウト初心者必見】さぁ!ワークアウトを始めよう。
この記事の目次
あらゆる日本での常識が非常識に!ガラパゴスな日本のトレーニングの常識を忘れて、頭をまっさらな状態でワークアウトに取り組もう
巷には様々な●●法と呼ばれるさまざまなトレーニング法、ダイエット法がありますがあくまで商業主義、マスコミが打ち出しやすいものがTVなどを賑わしているだけで日本で真っ当な体作りのやり方が日の目を見ることは実に少ない。
同時にマスコミにもてはやされている方法を試して効果があった例は現実には少ない。成功した人を探すのが難しい。
マスコミは良くも悪くも目新しい方法が報道しやすいので、効果がある、なしに関わらず目新しければ良い、「良さげであれば(視聴率が取れそうであれば)良い」のです。
効果がなくても3年もすれば人は忘れると思っているからだろう。またマスコミは出版社とのつながりもある形も多く、関連した書籍が売れれば、、、という思惑もある。
もし体作りに関して真っ当なやり方であれば●●法などの先生は有名にはなれないだろう。なぜなら実績がないからだ。
真面目に信じて裏切られた人のことはこれっぽちも気にしていないということ。。。である。
散々色々なダイエット方法、運動を試して体が何も変わらない、、、
そんな方は是非、スタンダードなワークアウトを試していただきたい。
まず正しいワークアウトの方法を知って実践しようとすると様々な今までの自分の中の【経験】や【常識】が邪魔をするかと思います。
特にあたかも権威があるような人物の話は信じてしまうものです。
しかしそれが結果を出すこと自体を阻害する要因になるのですべて忘れてください。
一度、頭をまっさらにしてワークアウトのみのやり方で実践することをお勧めする。
世界中の人が実践している研鑽された知識の結晶がワークアウト
「ネットではこう書いてある」
「●●先生はこう言っている」
「TVで放送されたから」
などなど様々な大量の情報に我々は惑わされがちですが、それらの情報を取捨選択する方法として一番わかりやすい物差しは
【世界中の人間が実践している方法か?】
【トップボディビルダーが率先して実践しているか?】
【トップアスリートが実践しているか?】
【世界的な俳優が実践しているか?】が尺度となるでしょう。
おそらく日本で宣伝されている様々な”いわゆる”目新しいやり方はほとんど残らないかと思います。
たとえば加圧トレーニングがそれほど有効であれば一部ではなく世界中の人間が実践してもおかしくはないはずです。
特に結果を出さなければいけないプロ競技の世界ではそれが顕著でしょう。
また役柄によっては短期間に体型を変えなければいけない俳優の世界でもそうかと思います。
それほど効果がある方法であれば彼らが率先して実践をしているはずです。
地味に見えても長年廃れることなく、世界中の人間が実践している方法がワークアウトです。
肉体改造の専門家であるボディビルダーの自らの体で試し、結果が出たものだけが残り、そして研鑽(けんさん)され続けてきた方法がワークアウトなんです。
一流のワークアウトジムにはトップアスリートや一流俳優が集います。
なぜなら彼らは結果を出すことが最優先であり、ワークアウトがその方法だと知っているからです。
もっとも時間が短く、そして効率的なやり方がワークアウト
本当に体を変えたければワークアウトは短い時間で行わなければいけない。毎日やってもいけない。
毎日腕立て伏せを100回やるよりも週に1回、適切な重さで正味10回程度のベンチプレスやダンベルフライを行った方が実は体にとっては効率的な鍛え方なのです。
筋肉が傷つき、回復するそのサイクルを間違えてはベストな結果は出せないのだ。
つまりやればやるほど筋肉がつくと誤解してはいけない。
ワークアウトの世界では正しい頻度で行えばやればやるほど可能な限り、、、となる。
個人差はあるが人間が1年間につけられる筋肉の量は決まっている。
そして勝手に筋肉が太るのではなく、脳が筋肉を太くするべきだと判断しなければ太くなることはない。
鍛錬のような体の鍛え方ではなく、脳に【筋肉を大きくする必要がある】と思わせることがワークアウトの真髄なのです。
初心者~中級者ならダンベルがあれば自宅でも実践可能。
もし、ワークアウトをはじめるのなら設備が整ったジムで実践できるのがベストではある。
しかし、初心者、中級者レベルであれば重さが調節できるダンベル(20kg程度)が用意できれば十分である。
加えて安全のためにベルトやグローブもあればさらに良い。そしてベンチがあれば申し分ないワークアウトが自宅でも実践可能だ。
自重トレーニングが好きな人間もいるが自重トレーニングも体重というウエイトをつかったワークアウトに一種に過ぎない。
そしていずれにしても筋肉の成長が頭打ちになってしまうだろう。
なぜなら体重が軽すぎれば筋肉に効かせることはできないし、重すぎれば適切な重さとはいえない。
つまり重さが調整できるウエイトで行うことがとても重要なのである。
ダンベルなら数千円でそろえることができるし、ベンチを置く場所がなければストレッチポールでも代用できるだろう。
つまりやれる範囲で工夫しながら環境を作ればワークアウトは明日にでも行動開始ができる。
あれこれ色々なやり方を試す必要はなし、とってもシンプルなワークアウトの原則
・筋力にあった適切な負荷
・栄養管理
・頻度の管理
ワークアウトで基本的に守るべき原則はこれだけ。
結果がでなければこの原則を省みて改善するだけでよい。
これはリハビリの世界でも同じことである。
リハビリでも一般人でもプロアスリートでも体づくりの基本原則は変わらないのです。
科学技術が進んでも人間の体の仕組みの根本は変わらない。
逆にそれを無視した方法であればそれは疑ったほうが良いといえるだろう。
難しい専門用語を勉強することから始める必要は全くないのです。
日本人には日本人のやり方がある?ならば日本人用の風邪薬もあるはず。
「日本人には日本人に合ったやり方ある」
こうおっしゃる人もいるかと思います。
もちろん、文化の違いや環境・習慣の違い、人種の違いは現実としてあるでしょうが世界中の人間は遺伝子がほんの微々たる違いで肌の色が変わるだけ、人間は人間に違いがないのです。
製薬会社は世界中に支社を持ち、世界中で新薬の開発競争が行われています。
成果の出た新薬はそこで世界特許を取得します。
なぜなら人種の違いは薬の薬効にさしたる違いがないからです。
日本で売っている風邪薬が外国人に効かないわけではない。
それは逆も同じである。それはワークアウトの世界でも同じである。
ワークアウトの世界で日本人には日本人のやり方があると言えば日本語で話す位のことで日本人だけアジア人だけ特別な鍛え方があるわけはないのだ。
世界で成功している日本人アスリートはワークアウトしている?
日本人でもっとも成功したアスリートとして一例を挙げるとMLBのイチロー選手が挙げられると思う。
彼の大腿筋は渡米してから年々太くなりました。
彼は結論として「大きな筋肉はいらない、柔軟性が大切」と現在の彼は現時点でそう結論づけていますが誤解してはいけない点と非常に重要な点を彼は話しています。
【競技に必要なバランスの良い筋力は必要だがそれ以上の大きな筋肉は必要がない。】
ということを彼は話しているのであって決してワークアウトの必要性は野球選手にとって必要ないということではないということだ。
そして柔軟性に関しては体の関節の稼動範囲のことではなく(体が硬い、柔らかい)上質な筋肉は柔軟性を兼ね備えているため、そういった筋肉を作り上げることが必要なのだ。
現に彼はワークアウトを手放しているわけではない。
実際に彼の肉体は衰えたといわれているけれど現在に至るまで一般人の体格とは比べようもない。
「フィジカルから逃げてはいけない」という表現を用いたラグビーの五郎丸選手が言うように世界で戦うためにはフィジカルの強さは欠かすことができないのだ。
無論国内でも同じ事である。もしあなたがスポーツの指導をする立場であるのであればそこを自分の価値観や知識がないために都合よく解釈してはいけない。
五郎丸選手の発言は多くのスポーツフリークや指導者から一部反発を食らっているようである。でもそれは本当に自分の立場や価値観を守るだけの話であり、恥ずべき態度である。
年齢や才能(センス)や人種の差を理由に体作りを諦めるのは短絡的でとても損をしている
「日本人(アジア人)には筋肉をつける才能(センス)がない」
「自分はもともと痩せ型だから、、、」
などと自身の可能性を限定してしまうのはとても短絡的な発想であり、【だからボリュームアップ、筋力アップは必要ない】と結論づけてはいけない。
繰り返すが特に指導者はその価値観を選手に押し付けてはいけない。
もしあなたが選手の立場であるのであれば日本人に限らず、一流の舞台で活躍している選手がどのようなワークアウトをしているのか現場を知るべきだ。
グローバルスタンダードなワークアウトを知らず、実践せずに自身可能性を見極めてしまうのは本当にもったいないことだし、自身の可能性への冒涜だと私は思う。
センスの話、人種の話をする資格があるのはトップレベルで活躍するレベルに至った人間が口にしても良い言葉である。
なぜなら極限までテクニックや体を鍛え上げた人間達の勝敗の差を決めるのはおそらくその僅差になるからである。
ただ彼らはそんな泣き言は言わないだろう。
生まれ持った運動神経など人には個体差は必ずあるが正しいワークアウトを行えばそれなりに体は変わる。
ワークアウトでも骨格のフレームを変えることはできないが骨格に搭載できる筋力は理論上つけることは可能なのだ。
それを試さずして体(てい)の良い言い訳を口にする暇があれば前に進んで欲しいと思う。
また年齢に関しても人間は生きている限り、新陳代謝を続けるのだからワークアウトをして筋肉がつかないことはない、ホルモンの分泌の量など年相応にはなるが必ず正しくワークアウトをすれば体は変わってくれる。
目指すべきは体脂肪が少なく筋肉質で自分のなりたい体型になる!それがワークアウト
ワークアウトはただウエイトを持ち上げるだけではない、それではワークアウトとは言えない。
体脂肪を少なくするダイエットのテクニックもワークアウトの知識の一つである。
ただ単に摂取カロリーを抑えるのがダイエットのすべてではない。
単純な話、【摂取カロリーから消費カロリー】を差し引いて、カロリーの数値が残れば体脂肪に変わるし、マイナスであれば体脂肪は減る。
しかし、それは体脂肪に限ったことではない。つまり筋肉も失われてしまう。筋肉が失われれば基礎代謝が低下し、体重が落ちたからといって食事を基に戻せばたちまちリバウンドしてしまう。
【筋肉を失わず体脂肪だけを減らす】というのがワークアウトでのダイエットの基本だ。
想像して欲しい。人型の針金に粘土で肉付けするようにワークアウトではボリュームの欲しいところにボリュームを与え、細くしたいところは細くすることが可能なのだ。
「私は筋肉を鍛えると足首が太くなる」
「相撲取りのような体型になってしまう」
等々と不安を持つ人もいることだろう。
でもそれは杞憂である。
正しいワークアウトを知ればそんな心配はいらない。
姿勢一つを例に挙げてもおそらくあなたの学ぶことのできなかったワークアウトがあるのです。
四角四面になる必要はない。ワークアウトは自由にやるべし
ワークアウトの聖地と呼ばれるアメリカ・ロサンゼルスではとてもストイックとは言えない風貌の人間の上腕筋が恐ろしいほど太い場合がある。
現に彼はストイックな生活はしていないのに関わらず、ワークアウトを気の向いた時に行うだけでその太い上腕筋を手に入れているのだ。
それは習慣や文化としてワークアウトの基本を知り、実践しているからこそである。
腕を太くしたければ腕だけワークアウトするのも正解であるし、全身くまなく鍛えるのもワークアウトとしては正解だ。
つまりあなたがどの部位を大きくしたいと思っても縛りはなく、自由なのだ。
立派な設備も完璧な生活スタイルにも拘る必要がはない。
自分の置かれている環境、生活時間の中で20分だけでも時間をワークアウトに割けばなりたい体型にはなれるのだ。
自由な意思で自分の持ちえる材料だけで理想に近づける努力をするだけでワークアウトは誰も拒まず、体を変えてくれるのである。
もちろんストイックだっていいのだ。
ただワークアウトはトレーニング(強制・調教)ではないので縛られることなく、自身のライフスタイルを高めるため、楽しむために実践するのが正解なのです。
強制されるのではなく、自ら進んでやりたくなる。それがワークアウト
ワークアウトの本質は【闘争】、あるいは【逃走】の疑似体験を脳に体験させることである。
頻度の高さ、回数、重さが筋肉を大きくするのではないのである。
津波が防波堤を乗り越えればさらに高い防波堤を作る必要があります。
筋肉も同じ、ほんの少しでいいから限界を超えることが重要なんです。
自分の筋力に毎回ギリギリ勝るようなワークアウトを積み重ねれば筋肉は環境の適応に迫られ、脳が筋力を高める、筋肉を太くすることを命令するのです。
100回の腕立て伏せよりも10回前後の限界を超えるワークアウトが一番効率的だという所以はそこにあるのです。
闘争、あるいは逃走の本能をワークアウトで呼び起こすことができればきっとあなたはワークアウトの虜になるはずだ。
なぜなら限界を超える方向で行われるワークアウトでは脳からアドレナリンが分泌される。
ギャンブルで逆転勝ちしたような快感、スポーツ観戦で手に汗握って思わず大声が出てしまう衝動などアドレナリンはさまざまな興奮の場面で分泌されるがそれがワークアウトでも再現可能なのである。
その爽快感をワークアウトで知ってしまえばもうワークアウトはやめられなくなるのだ。
ワークアウトは苦役、耐える、つらいという言葉とは無縁の【気持ちが良い】行為なのだ。
日本は経済成長が著しい際には【心の充実】がもてはやされていた。
でも景気が悪くなり、自然災害も多発し、高齢化時代に突入した今では【体の充実】も重要視されている。
難しいことはする必要はない。基本を覚えて、あとは自由にワークアウトするだけであなた体はきっと変わる。
体が変わる成功体験は人間の変身願望を一番手っ取り早くかなえることができる体験だと思う。
収入も、性格も変えるのは難しいけれど、体はワークアウトで想像するよりも早く変わってくれるのでどうか自分を変えるきっかけにワークアウトを体感して欲しい。
さぁ!ワークアウトをはじめよう。