最近、電車の車内広告やビジネス雑誌の広告欄などでよく目にする『肩こり、腰痛に・・・』というフレーズ。
現代社会では肩こりは当たりまえになり、腰痛もかなりの人々が感じています。
「仕事量が増え、パソコンなしの仕事は考えにくい今の時代は仕方がないですね。」
そう諦めて自分なりにスポーツをしたり、ストレッチやマッサージに通ったりしていると話す人もずいぶん増えました。
ここ数年で、駅の周辺には整骨院やマッサージ店の看板が目に付くようになってきて、現代人にとって肩こりや腰痛はストレスや悩みの一因になっているほどです。
整骨院などでは「スポーツや背中、腰周りの筋肉を強化すると改善が期待できますよ。」とアドバイスもしています。
読者さまの中にも、肩こりや腰痛を改善する目的で筋トレを始めた方もいるかも知れませんね。
肩こり・腰痛に共通する改善法とワークアウトの基本には共通点があります。
普段から意識をして良い習慣をマスターしましょう!
この記事の目次
パソコン作業が多いと肩こりになる?
パソコン作業が多いと肩こりの原因になります。
数十年前には、欧米人の間に肩こりの人はいないと言われていましたが、パソコンの普及と共に欧米の社会にも肩こりを感じる人が増え、今ではポイントマッサージの店ができたりマッサージ好きの人も多くなりました。
なぜ欧米人に肩こりが増えたのでしょうか?
問題なのは姿勢です。
欧米人はルーツが狩猟民族、つま先を重心に胸をはった前傾姿勢のバランスでもともと姿勢は良かったのです。
椅子に座っても立っていても普段から姿勢が良く、その時の僧帽筋は縮まっていて腕の重さは負担になりません。
しかしパソコンの画面の前では背中が丸くなり僧帽筋は伸びてしまいます。
丸くなると僧帽筋に肩や腕の重さがかかり、疲労として蓄積され肩の筋肉の疲れが肩こりを起こすのです。
そして姿勢が丸くなることで背骨のS字アーチも崩れてしまい強度が保てなくなって腰への負担が大きくなるので腰痛を引き起こします。
すべては姿勢が原因で肩こりや腰痛になってしまうのです。
肩こりや腰痛を改善する姿勢
では、どのような姿勢なら肩や腰への負担が少ないのでしょうか?
・ パソコンの操作時の姿勢は前かがみにならないようにする。
・ 普段の生活でも胸を張り僧帽筋は縮めて、つま先重心の生活を心がける。
・ お腹をへこませ、お尻をキュッとしめて骨盤の前傾を意識し、背骨のS時アーチを綺麗に保つようにする。
日頃の生活の中でも胸を張り体重バランスはつま先重心になるようにする。
そして姿勢は意識的に気をつけることが大切です。
そうすることで肩や腕の重みが僧帽筋にかかるストレスや、腰にかかる負担も軽減され肩こりや腰痛が改善していくでしょう。
ワークアウトの基本も姿勢
ワークアウトの時の体重バランスもつま先重心で、まず最初に姿勢を整えることが基本です。
基本の姿勢を整えて肩や腰のワークアウトを行うことで、肩の筋肉もほぐれ血行が改善でき、腰の筋肉も強化されていきます。
肩や腰のワークアウトを行うときの体重バランスの使い方の習慣がつくので、日常の生活でも自然に姿勢は整うように改善されてきます。
ワークアウトを行って大きい背中や太い腕に仕上げ、スーツをビシッと着こなしていても、肩こりがあったり腰が痛くて機敏に動けなければカッコ悪くて意味がなくなってしまいますね。
肩こりや腰の痛みの改善方法もワークアウトの基本もキーポイントは姿勢です。
今までなんとなく過ごしていた日常生活の中での姿勢と、意識的に気をつける姿勢では立ち振る舞いなどのカッコ良さも全く変わってきます。
そして意識をせずにバランス良い姿勢が習慣になった頃には、肩こりも腰痛も気にならなくなってキレのある動きになっていることでしょう。
まとめ
日頃の何気ない姿勢に肩こりや腰の痛みの原因があります。
そして体重バランスと姿勢を意識して気をつけて行くことが改善法になります。
パソコンで作業する時の姿勢や、その他の日常的な姿勢時にも
僧帽筋は縮まっている?
肩や腕の重さが負担になっていない?
など気にかけましょう。
そしてS字ラインも意識して体重バランスはつま先重心で過ごしましょう。
ワークアウトも基本は体重バランスを整えて正しい姿勢から始めます。
基本の姿勢が習慣化されて、日常の生活の中でもキープできれば肩こりや腰痛に悩まされなくなるでしょう。
カッコイイ体を手に入れようとワークアウトを行っている意識の高いあなたですから、
「普段の姿勢も問題ないですよ。もちろん肩こりも腰痛もありませんよ。」
と話される日も近いでしょう。
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