この【質問対談】のコーナーでは、北島達也のYoutubeやメルマガの読者から寄せられた“具体的”“基本的”“素朴な”質問に、対談形式で答えていきます!
この記事の目次
スクワットでジャンプ力が養われる?
<聞き手> スクワットに関する質問が2つ来ています。
まず1つめの質問は、『ジャンプ力を上げるために、スクワットやデッドリフトをやっています。
しかし、なかなかジャンプ力が伸びません。毎回限界を超えているつもりですし、各セットの前にフォームはしっかり確認しています。
週1回なのでオーバーワークもないと思いますが、意識が足りていない部分があるのでしょう?』という真剣なお悩みです。
< 北島 > これは、どういうやり方をしているかが分からないと難しいんですが…。
速さが足りていない可能性がありますね。ある程度の重さでスクワットをすると、内側重心でスクワットが浅くなるんですよ。
これを、例えば10回で限界の重さを使ってやっていると重くなりすぎて、上手く動けない可能性がありますね。
僕なんかもそうですけど、スクワットで浅く内側重心でやる時は、20回を素早くやるようにしています。
もしかしたら、重すぎるものをゆっくりやっている可能性があるので、重量を落として速くやってみる。
それでもジャンプ力が伸びないようなら、25回から30回を素早くやるようにすれば、もう少しジャンプ力に影響すると思いますね。
結局、出力が速くないとジャンプは出来ないので、速い動作のためにもう少し早く扱える重量に設定して回数を増やす。
そして無酸素運動を45秒以内に設定すれば、30回だろうと35回だろうと大丈夫なので、とにかく速くすることが大事ですね。
短距離走の選手は結構速いスピートでスクワットをやっています。ボルト選手もレッグプレスやスクワットを速いスピードでやっていますよ。
ジャンプ力を上げるためには速いスピードを重視するので、重さを中くらいにして、速さを追求する感じにするといいですね。
<聞き手> トレーニングをボリュームで考えるやり方ですね。
< 北島 > そうですね。ボリュームで考えるならまず回数を増やして、より速いスピードで扱える重量に設定するとジャンプ力はより増すと思います。
まずは速さを意識してください。
スキニーパンツが似合う脚にするためには?
<聞き手> 2つ目の質問は、面白いけど切実な質問です。
『脚を細く引き締め、カッコ良くスキニーパンツを穿けるようになりたいと思っています。
私はバスケをやっていますが、スクワットをすると脚がさらに太くなるのではないかと心配です。
スクワットはやった方がいいのでしょうか?スタンスもいろいろありますが、どれがいいでしょうか?』とのことです。
< 北島 > スポーツ選手がパワーをつけるには、スクワットはかなりいい種目ですね。
脚の筋力で地面を蹴るわけですから、全部のパワーが脚から出るわけですよね。
上半身に力があっても足で踏ん張れないといけないし、速く動くには瞬発力が必要なので、太い筋肉が必要になります。
ただ、バランス良くやれば腿は太くなるけど膝と足首は細くなるので、スキニーパンツも穿けますよ。僕も腿は結構太いけど、スキニーパンツを穿いています。
<聞き手> 北島さんはよく穿きますよね。
< 北島 > なんだかスパッツみたいに見えますけど…。脱ぐと相当太いんですけど、穿いたらそこまで太く見えないんです。
バスケットに役に立つぐらいの筋量なら、バランス良くつければスキニーパンツをカッコ良く穿けると思いますよ。
バランスを良くするのと、カッコ良くなるのは同じことですから。
まず体重バランスを内側の前にかける。そうするとスクワットが深くしゃがみ込めない。
ですからスクワットはスタンスを狭くして、しゃがみ込めるところまででいいんです。
その方法でやると足首と膝が細くなって、腿の付け根だけが太くなってくるので、スキニーパンツを穿いた時でも膝下は細く見えます。
それなら不格好にはならないと思いますね。
実際に深くしゃがみ込む動作はバスケットにないので、中腰程度ですよね。
体重をつま先重心にするよう心がければ、スキニーパンツも穿けてカッコいいし、バスケットにも役に立つ。
脚のワークアウトはスポーツ全般に役に立ちます。
「カッコ良くなりたいけど、脚のトレーニングは嫌い」というならやらなくてもいいですが、アスリートが競技に役に立たせるためには取り入れたほうがいいですね。
<聞き手> 確かにカッコ良くなるためには、しっかりとしたトレーニング、ワークアウトをすればいいってことですよね!
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