「フィジカルから逃げてはいけない」素質のせいにするのはやめよう
昨年イングランドで開催されたラグビーW杯で日本は初戦で南アフリカに勝利するなどグループリーグで3勝と素晴らしい戦いぶりであった。
「フィジカルから逃げては戦えない」
これはラグビー日本代表の五郎丸歩選手が某TV番組のインタビューで言い放った言葉だ。
この言葉について賛否両論がネット上では散見されますが
『日本人は筋肉はつきにくい』
『日本人は日本人のやり方で~』
などと素質や人種の違いを都合よく捉えて逃げてしまってはせっかく得られるであろう結果や可能性の扉を自ら閉じてしまう事になりかねません。
正しい方法でワークアウトを行えば日本人でも筋肉は大きくできるのです。
巷で現れては消える『●●エクササイズ』『●●法筋トレ』など目新しい方法に飛びついては浪費と時間を無駄にしてしまう方が実に多いのはそういった勘違いや思い込みがあるからかと思えてなりません。
そんな遠回りをするのであれば長年廃れることなく、むしろ研鑽され続けてきた世界中のアスリートや世界中のボディビルダーが実践しているスタンダードなワークアウトを正しい知識をもって実践されるほうが地道なやり方のようであっても実は一番の効率的な近道なのです。
体を鍛えて結果が出ないことを『素質』のせいにするのは早計です。
それであれば自分のやっているワークアウトを疑って、
間違った方法でワークアウトしているのではないかと改善を模索することがとても重要かと思います。
例えば誰かと競い合っている状況であれば
トップレベルの話では『素質』の違いというのは確かにあるかもしれません。
ですがカッコイイ体になるくらいでトップのボディビルダーや一流のアスリートの
体型になるほどの望みがないのであればそれは素質は関係なく十分に実現が可能なのです。
大切なのはいかに体を変化させることに関して理想的なワークアウトや栄養管理、そしてスケジュールの管理ができるか?正しい知識を知って実践できるか?です。
素質のせいにして逃げてしまう前にまずはご自身のワークアウトが正しくおこなわれているのか疑ってみましょう。