この【質問対談】のコーナーでは、北島達也のYoutubeやメルマガの読者から寄せられた“具体的”“基本的”“素朴な”質問に、対談形式で答えていきます!
この記事の目次
同じ重さじゃ効かない?
<聞き手> 『上腕二頭筋を鍛える時のパンプアップ種目を教えてください。今はダンベルカールを10回くらいできる重さで3セットやったあと、パンプアップのためにまたダンベルカールを20回くらいできる重さで2セットやっています。
このやり方はあまりよくないのでしょうか?』という質問が来ています。
< 北島 >:そうですね、ダンベルカールもフォームが安定しないうちは10回3セットでいいんですが、これから太くしていこうと思った時は、同じ重さで3セットは良くないですね。
ベンチプレスと一緒で、軽いのからスタートして十分温まったら次に中程度の重さにして、最後に限界を超える重さ「絶対に10回はできない重さ」を10回なんとかやる、という感じです。
1回スイッチが入れば、危険信号としてみなして筋肉がつく方向に向かうので、最初のメイン種目はスイッチを入れることを念頭において、興奮させていきながらアドレナリンを出して本番。
例えば試合があるとしたら、1セット目は試合から1番遠い練習、次の2セット目は試合直前の練習、3セット目は試合という感じです。
3セット目の本番1回勝負で負けたら効果も出ないと思うぐらいの感覚でやってください。
ワークアウトに勝つためには、集中力が大事です。
動きが正確になってきたら、だんだんと重くしていくことにチャレンジしないといけないですね。
<聞き手>:試合に勝つためにやりますからね。
上腕二頭筋に適したパンプアップ種目
< 北島 > あと、パンプアップの種目、同じ角度でやるのなら、例えばマシンがなくて、ダンベルしかなかったら、コンセントレーションカールという膝の上に腕を乗せて肘を固定させてやる方法もあるんですね。
こういう種目の方がより筋肉が意識しやすくなるので、パンプアップ種目に向いています。
コンセントレーションカールなんかを入れてあげるといいんじゃないでしょうかね。
また、器具がなければ、例えば反対の手で抵抗を与えることで仕上げてもパンプアップになります。
自分で筋肉に力を入れるだけでもパンプアップにはなりますよ。
パンプアップの種目としてはいろいろやり方がありますが、種目を変えたほうがやりやすいですね。
いろんな種目をちょっとアレンジしてみてください。
筋肉を太くするには同じ重さで3回やるのではなく、どんどんチャレンジして限界を超えることでスイッチを入れないと体は変わっていきません。
常にチャレンジするっていうことを忘れないようにして欲しいですね。
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