いま、ウエイトトレーニングをしていますが、その後にプールでトレーニングするのはダメでしょうか?
目的としては、脂肪燃焼と筋肥大の両立を考えています。
このやり方は間違っていますでしょうか?
この記事の目次
水泳で脂肪は燃えるのか?
まずですね、脂肪燃焼が目的であれば、水泳はあまり適さない運動ですね。
どうしてかと言うと、水泳をやると水泳に適した体に進化していくんですけど、体脂肪があまりにも落ちてしまうと、泳ぎづらくなるんですよね。
なので、腹筋バキバキというところまで行きたいのであれば、水泳はちょっと難しいですね。逆に邪魔をしてしまいますね。
僕も元々、小学生のときに水泳選手だったんですよ。いまでも水泳が好きでたまに泳いでいるんですけど、減量したときにプールに入るとメチャクチャ泳ぎづらいんですよ。
やっぱり沈んでいくんです。前に進んでいないと沈むって感じですね。
普通だと、浮力があるから黙っていてもプールの中で体が浮いてくるじゃないですか。
僕の場合は、水中で座禅ができますからね。脂肪を極限まで落としてしまうと、まったく浮いてこないですよ。
ですから、脂肪燃焼のためであればあまりお勧めはできないですね。
脂肪が落ちてしまうと、どうしても水泳をやる妨げになります。その競技に適さない体形には絶対に進化していかないので。
水泳しやすい体形にはある程度の脂肪が必要ですから。
腹筋がうっすら割れて、バキバキまで行かない程度にはなると思いますけど、それ以上はなかなか難しいですよね。
ここでもやり過ぎは禁物
水泳自体、ウエイトトレーニングの後にやったら体力を使いすぎるので、オーバーワークになってしまう。
結構、水泳は筋肉を使うんですよ。平泳ぎなんかは、実はすごく胸や肩の筋肉を使います。
例えば、胸のトレーニングをやった後に平泳ぎをやってしまうと、疲れすぎて筋肉が回復しないので、かえって細くなってしまいます。
水泳は分けて考えたほうがいいですね。ウエイトトレーニングをしない日にちょっとやるのがいいかもしれません。
ダイエットや脂肪燃焼を目的としてやるというよりは、楽しんでやってもらえばいいと思いますよ。
あとは、脚にビート版を挟んでクロールをやったりするのは、多少浮力のある状態でやっているので、脂肪が落ちることを妨げない可能性はありますね。
それでも、泳ぎやすい体形に近づいていくと思うので、脂肪をどこまで落とすかっていうレベルで考える必要があります。
極限まで脂肪を落としたいのであれば、水泳はあまりお勧めできないですね。
水泳で何を得たいのか?
水泳をやるタイミングもウエイトトレーニングをやった直後だと、オーバーワークになってしまうので、ウエイトトレーニングをやらない日にやった方がいいと思いますね。
ものすごく水泳の能力が高かければ、脚にビート版を挟んでクロールで、ほぼ筋力を使わずにゆっくり流して泳ぐこともできるので、リラクゼーション効果は得られます。
ただし、そのレベルに到達するためには、かなり水泳が上手くないと難しいですね。
一般的に考えれば、トレーニングのあとは止めておいた方がいいと思いますね。
水泳は足腰に負担が掛かりづらくて全身の運動になるので、運動不足解消にはいいと言われてますけど、目的の度合いですよね。
どのくらいに脂肪燃焼を期待するのか、どのくらいの体形の仕上がりや筋量を目指すのか。
筋量が多くて脂肪が少ない体形というのは水泳に適さない体形なので、中ぐらいの脂肪が残っていて、ある程度の筋量でいいなら水泳もお勧めですけど、それが目指している体形なのか考えた方がいいですね。
トレーニングは目的にあった取り入れ方が大事ですから、脂肪燃焼を考えているのであれば水泳との組み合わせはあまりお勧めできないですね。
やはり目的に応じて、メニューを組んでほしいですね。
こんな記事も読まれています
この記事の動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=QN9wpBLQ–w
Copyright © 2015 Ambitious inc. All Rights Reserved.
※本サイトの記事の転載、転用を固く禁じます。発見した場合は法的処置を取らせて頂きます。