僕は野球をやっていますが、コーチからウエイトトレーニングをするなと言われています。
でも、メジャーリーガーを見ると、明らかに何かやっているような体つきをしていますね!?
僕はでっかいホームランをかっ飛ばしたいんです!
盗塁をガンガン決めたいんです!
野球が上手く、強くなりたいんです!
で、本当はどうなんでしょうか!?
この記事の目次
ダルビッシュ選手もやっている
まあ、そういうコーチが日本には多いみたいですけど、世界中でそういうことを言うのは日本だけですね、確実に。
あと、実際にダルビッシュ選手なんかも自分がアメリカに行って通用しているのはウエイトトレーニングをやっていたからだと言っています。日本人はウエイトトレーニングをやってないからダメなんだって、前から言ってますよね。
僕は実際にちょっと名前を明かせないですけど、パーソナルトレーニングでプロ野球の1軍の選手を教えています。やっている人は確実にパワーも伸びて、動きも速くなって、コーチがビックリしているくらいの状態です。
でも、プロ野球の団体に所属しているコーチはウエイトトレーニングをやっちゃいけないって言っているらしいです。
活躍している選手は、ある程度年齢がいくと、コーチを無視してトレーニングができるらしいんですよ。そして、そういう選手がすごく強い選手だったりするんです。それも名前をあまり勝手に言うのは良くないので言いませんが、そういう人はコーチを無視してやっているけど、若い選手はさせてもらえないらしいんですよね。
ただ、メジャーリーガーはほぼ100%ウエイトトレーニングをやっていますし、海外で活躍している日本人選手も例外なくウエイトトレーニングを取り入れていますよね。
世界最速の男もやっている
ウエイトトレーニングで動きが遅くなるとか、硬くなるとか、意味が分からないですね。遅くなるんだったら、100mで金メダルを取る選手がなぜウエイトトレーニングをやるのかってことですよ。
世界一、足の速い男がウエイトトレーニングをガンガンやっているのに、それでも遅くなるというなら、逆にその理論を僕は聞かせてほしいですね。
日本のコーチのウエイトトレーニングの教え方がデタラメなので、体重バランスを農耕民族型に変えちゃうんですよね。
あと、「スロートレーニング」といって、ゆっくりの動きに変えちゃうんです。僕がアメリカで最先端のトレーニングを習うときは、とにかくウエイトトレーニングはスピードが速くなきゃいけないっていうことなんです。もう、世界の常識ですね。日本だけですよ、ゆっくりやった方がいいって言ってるのは。そこでおかしなことになっちゃうんですよね。
不勉強がもたらす誤解
農耕民族の体重バランスに強制的に変えられてしまうので、結局その立ち方でトレーニングをすると運動に使わない筋肉だけが発達してしまう。運動する時のパワーは伸びずに、運動する時のパワーとは関係ないところが太くなって、重りになって動きが鈍くなることはあり得るんですよね。
ですから、すべてコーチの責任ですね。
正しくウエイトトレーニングをすれば、もちろん速筋が発達して、瞬発的に早く動くことが出来て、力がある筋肉を育てるわけですから、野球では特にバッティングや、足の速さに効きますね。
足が速くならないわけがないですよね。短距離走の金メダリストがウエイトトレーニングをガンガンやっているわけですから。それで足が遅くなるってどういうことかって話です。やり方が間違っているだけなんですよ。
みんなが正しいトレーニングを知らないで、そしてコーチ陣も知らないから「やるな!」って言ってるだけなんですよね。ただの職務怠慢としか言いようがないと思うんですけど。
日本の常識は世界の非常識
覚えておいてもらいたいのは、僕は世界中のいろんなところで、トップアスリートやトップのコーチのところに行って勉強するんですけど、世界のどこの国に行っても「ウエイトトレーニングがスポーツの役に立たない」と言っているのは日本以外ではないってことですね。日本だけの常識ですね、これは。
コーチ自身も正しい情報を持っていないので、日本がそういう環境になってしまうんですね。
あと、上の言うことをそのまま逆らわないで聞かなきゃいけないという常識があるので、言われたことを「間違ってる!」って言う人が一人もいないんですよ。ですから昔からの間違った情報が未だに伝わっているという状況なんです。勉強をしてはいるんだろうけど、間違った勉強を疑問を持たずにしているから、日本ではウエイトトレーニングは役に立たないっていう常識がまかり通っているんですよね。
正しいトレーニングをガンガンやってほしいですね。
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