夜勤や出張が多く生活が不規則。でも筋トレでカッコイイ体になれる？

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仕事が忙しいと毎日の生活リズムはバラバラ、食事も外食が多く睡眠時間も決まっていない。
そんな状態で筋トレを行っても効果は出ないだろうと諦めていませんか？

確かに不規則な生活をしていると体型が崩れてゆくイメージがあります。

ですがちょっと考えてみてください。
スポーツ選手、格闘家、映画俳優、モデル。
彼らは試合やイベントで世界中を回ったり、撮影のスケジュールが夜中になったりと、一般人以上に不規則な生活を強いられています。
それでも美しい体型をキープしています。一体なぜでしょうか？

この記事の目次

不規則な生活でも体を維持しているアスリート達

不規則な生活をしていると、どんどん脂肪が溜まり、筋肉が衰えて体型がだらしなくなるイメージがあります。
しかしそれは飲み歩いていたり、運動をしていない場合が殆どです。

プロのアスリートを見てみましょう。
彼らは世界中を回ります。
いろんな国や地域で大会や遠征がありますし、毎週違う国で試合が行われたりします。
移動時間も長く、時差ボケもあります。
世界クラスのアスリ―トになるといつが昼間かわからない状態でパフォーマンスをしなければなりません。
しかも試合ごとに最高のパフォーマンスを要求されます。

彼らは一般人よりもよほど不規則な生活をしていますが、肉体は維持できています。
イレギュラーな生活リズムは、ボディメイキングにそれ程悪影響を与えていない事がわかると思います。

筋肉の発達には、今より必要と脳が判断する環境作りが大事

睡眠時間がある程度取れている方がホルモンの分泌が良いですし、睡眠不足は怪我をしやすいので、充分取れている方が多少有利ではあります。
しかし不規則な生活、寝不足そのものが悪い影響を及ぼす訳ではありません。

人間の体がなぜ変わるかと言うと、環境に対応する能力があるから変わるのです。
今よりも筋肉が必要な環境にあれば筋肉は増えます。
ウエイトトレーニングはその疑似環境を作る作業です。
脳に今より筋肉が必要だと判断してもらうのです。

不規則な生活の中にあっても、トレーニングで疑似環境をしっかり作り出せれば、脳が筋肉を増やしてくださいと体に指令を送るため筋量がアップします。
いかにその状況を作り出すかが重要なのです。

忙しく時間が無くてもトレーニングは結果が出る

そうは言っても忙しく生活が不規則だと、なかなかまとまった時間を取れない、だからトレーニングが続かないと感じている人も多いでしょう。

ですがトレーニングは毎日毎日行う必要はありませんし、1回に使う時間も数分程度で充分です。
（その理由はこちらのページで解説しております。
⇒知らない人は絶対損している！努力しないトレーニングが実は結果を出す）

今ある筋力の限界を超えると脳はもっと筋肉が必要と判断します。
エクササイズの効果を出すには一瞬でもいいのでこの限界を超えることが大切です。
きちんと超える事ができれば、1回につき何時間もトレーニングをする必要はありません。
むしろ最大筋力を使わずに何時間続けても筋肉は太くなりません。

初心者であれば週に2回、1部位につき5分程度でも効果は出ますので、まとまった時間が取れないからと諦める必要は全くないのです。

不規則な生活よりも、栄養に気を遣わない方が悪影響

ただ、どんなに正しくトレーニングをしても筋肉が付かない場合があります。
それは、筋肉を大きくするための栄養に気を遣わない事です。

筋肉アップには動物性タンパク質・脂質を摂取する必要があります。
これらはホルモンの元になり、細胞壁を作り出します。
必要な栄養を取らなければ筋力アップにつながりません。

また、炭水化物などの糖質を多く摂取すると、糖質からしかエネルギーを作らない体になってしまいます。
体内に蓄えられた余分なタンパク質や脂肪は肝臓で分解され、エネルギーになります。その時ケトン体という物質が生まれます。
糖質を多く摂取すると糖質を優先的にエネルギー源に使うので、このケトン体が生まれず、余分なタンパク質・脂肪を分解せずため込んでしまいます。
その為太りやすく痩せにくい体になってしまいます。

生活が不規則になると食事に気を遣わなくなったり、もしくは消化の良いものを食べようと考えがちですが、筋肉を増やし引き締まった体を作りたい場合は、しっかりと動物性タンパク質・脂質を摂取し、糖質を制限しなければなりません。
糖質の摂取は全食事の30％以内が理想です。