この【質問対談】のコーナーでは、北島達也のYoutubeやメルマガの読者から寄せられた“具体的”“基本的”“素朴な”質問に、対談形式で答えていきます!
この記事の目次
サイドベントと寸胴の関係
<聞き手> お腹周りについての質問をいただいています。まずは腹筋を割りたい方からです。
『サイドベントは体を寸胴にしてしまうとのことですが、腹筋のトレーニングは前面だけすればいいのでしょうか?
ウエストを引き締めて腹筋を割りたいです』という質問です。
< 北島 > ウエストを引き締めて腹筋を割りたい場合、一番大事なのは腹筋じゃなくて正しい体重バランスです。
体重バランスが良ければ他のワークアウトをしても腹筋にしっかり刺激が入ってきますし、変なところに刺激が入らないので寸胴になりづらいんですよね。
ですから、まず体重バランスが一番大事であるということと、脂肪がついていては意味がないのでダイエットを並行してやるということですね。
食事制限をする時は有酸素運動だけじゃなくて、必ずワークアウトをする。
そうしないと、筋肉が破壊されて脂肪がつきやすくなってしまうので、まず筋肉をしっかりつけてください。
その上で腹筋のワークアウトを保険のつもりでやるといいですね。
その時は、横の筋肉である外腹斜筋をターゲットにするような運動は一切しない。
前と斜めにある内腹斜筋をクランチやケーブルで斜めにちょっとひねる。この筋肉はウエストを太くしないので、やっても大丈夫ですよ。
もし器具がなかったら、クランチを体の中心に向かってダンゴムシみたいに丸まる感覚ですると内腹斜筋も一緒に使えますので、是非試してみてください。
「腹筋を鍛えたら、腹筋が引き締まる」のではなくて、体重バランスの方が大事ですからね。体重バランスとダイエットをしっかりしてもらうことによって、よりシェープされたいい形になりますよ。
内臓脂肪の落とし方
<聞き手> 次はかなり結果を出ている方からの質問です。『北島さんの動画、メルマガ、DVDを参考にしながらワークアウトに取り組んで1か月になります。
体脂肪も順調に減り、見た目も確実に変わってきて驚いています。
ただ、内臓脂肪がなかなか落ちなくて気になっています。
一般的に、内蔵脂肪を落とすには有酸素運動がいいと言われていますが、ウエイトトレーニングだけで内臓脂肪を落とすことはできるのでしょうか?』という質問です。
< 北島 > 内臓脂肪が落ちなくて困っていると言っていますが、実際に内臓脂肪をCTスキャンで見たわけじゃないと思うんですよね。
多分、皮下脂肪が残っているだけだと思うんですよ。
内臓脂肪は一時的な貯蔵庫なので、ワークアウトとダイエットを並行すれば、皮下脂肪より先に内臓脂肪が落ちます。
ただ、筋肉がついてくると垂れ下がらないので、脂肪がついても脂肪に見えないんですよ。
ですから、筋肉がついたことによって脂肪が落ちたのに、お腹の周りだけちょっとタポついているから内臓脂肪が多いように勘違いしている人が多いんです。
実は皮下脂肪が残っているんだと思うんですよ。
ワークアウトだけじゃダメ
< 北島 > お腹の周りをすっきりさせ、皮下脂肪を取るためには、ダイエットを並行してやればいいんです。
筋肉がついていると脂肪がついていないように見えるのがいい面でもありますが、これが勘違いの元なんです。
まだ食べても平気だと思ってしまう人もいるんですけど、筋肉がつくと脂肪が目立たなくなるだけなので、定期的にダイエットをしたほうがいいですね。
痩せていく時は、先にお腹の前の部分から脂肪が落ちて、横や後ろの部分は後から落ちるんです。
それを知らずに横の脂肪が落ちないからといって横の筋肉を鍛える運動をしてしまうと、どんどん太くなるので気をつけてくださいね。
横の部分はダイエットを並行することでどんどん細くなっていくので、まず皮下脂肪を落としてください。
大体は内臓脂肪より皮下脂肪がついている場合が多いので、一度ダイエットをするとすっきりと落ちると思います。
もし内臓脂肪があったとしても、糖質を抜いてケトン体ダイエットをすれば、お腹周りはすっきりしますよ。
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