「ダイエット中は、朝だけでもガッツリ食べたい。
朝の食事はエネルギーになるから大丈夫らしいし…」
でも、本当に朝からガッツリ朝食を食べて良いのでしょうか?
それとも、朝食は食べない方が良いのでしょうか?
ダイエット中の理想の朝食のとり方ってどのようなものなのでしょうか?
そんな疑問にお答えします。
この記事の目次
朝食の誤解
ご飯に味噌汁、またはトーストに生野菜というのが一般的な日本人の朝食スタイルですよね。
ご飯やトーストなどの炭水化物が必要と言われている理由はブドウ糖を摂るためなんです。
朝一番のブドウ糖は脳にエンジンをかけてくれる役目をするからと言われています。
そのようなことから、ブドウ糖を摂らないで学校に行く子供は成績が悪いとまで言われることがあります。
しかし、ここ最近の研究で、ブドウ糖だけが脳のエンジンを動かすものではないということが徐々に分かってきています。
脳にエンジンをかけるのはブドウ糖の専売特許ではなく『ケトン体』という物質にもその機能があったのです。
ケトン体とは、タンパク質や脂肪から作られるもの。
ブドウ糖は余分な脂肪の元になるので、ダイエット中ならば『ケトン体』に頑張ってもらいたいですよね?
理想の食事
ケトン体にしっかり働いてもらうためにはタンパク質が重要です。
だからといって、朝からジューシーなステーキを食べてしまうと胃腸がびっくりしちゃいますよね。
胃腸に負担をかけてしまうと将的的に重篤な病気になる可能性もあると言われています。
ですので、朝は、胃腸に優しいタンパク質をメインにしましょう。
炭水化物を摂らないことで、摂取カロリーも抑えられますし一挙両得です。
胃腸に優しいタンパク質の代表が、プロティンパウダー、卵、牛乳です。
ダイエット中なら脂肪分はできるだけ抑えたいので、卵だったら卵白が理想。ちなみに牛乳は脂肪が糖分になるので却下します。
つまり、プロティンパウダーか卵白をとるのがベストです。
タンパク質とらないと危険
どんなに忙しい朝でもタンパク質は必要です。
なぜなら、タンパク質を長時間とらないでいると、カタボリック状態になるからです。
カタボリック状態とは、タンパク質が不足した時に自分の筋肉などを分解して体内からタンパク質を補おうとするものです。
その結果どうなるかというと、肌はボロボロになり、髪はパサパサになって抜けたり、筋肉が落ちて体型が老化してしまったりします。
まるでホラーさながらの恐ろしい現象が自分の体の中で起きてしまうのです。
野菜をとりたい場合
「朝、どうしても野菜もとりたい、ビタミンやミネラルも豊富だし・・・」と言う場合。
野菜は、生野菜で食べては行けません。なぜなら消化が悪いから。
野菜をとるなら、やわらかく煮てペースト状にするのが望ましいですね。
離乳食の赤ちゃんもミルクから食事に移行する期間に、胃腸に負担をかけないため、ペースト状の野菜からとります。
それと同じ。朝は胃腸も赤ちゃんと同じ状態なのですね。
朝、がっつり食べても良いタイミング
朝、がっつり食べても良いタイミングもあります。 それは、ダイエット中、体脂肪が落ちるタイミング。
体脂肪が落ちるタイミングは食べたい欲求がマックスになります。
そこで夜中にドが食いしたらこれまで努力は水の泡になります。 だからここでぐっと我慢。
翌朝がっつり食べると決めて、さっさと寝ます。
そうすれば翌朝、体脂肪は落ち、脱皮したシャープな身体になって生まれ変わっています。
そのタイミングなら、朝がっつり食べても、その分は日中のエネルギーで消費されますのでムダなお肉になる心配はありません。
まとめ
ダイエット中に限らず、朝食にタンパク質をとりましょう。
理想のタンパク質は、卵白かプロティンパウダー。
プロティンパウダーであれば、水を入れてシェイクするだけなので時間も短縮できて、胃腸にも優しいですね。
タンパク質を長時間とらないでいるのは、自分の体内がホラーみたいに恐ろしいカタボリック状態になりますので要注意です。
ダイエット中、夜中に食べたい衝動に駆られたら、さっさと早く寝るのが一番。 その時だけは翌朝、がっつり朝食をとりましょう。
こんな記事も読まれています
Copyright © 2015 Ambitious inc. All Rights Reserved.
※本サイトの記事の転載、転用を固く禁じます。発見した場合は法的処置を取らせて頂きます。